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申請したのは2014年6月。受理されたのはその年の9月でした。
40歳。申請は41歳です。
障害厚生年金2級を認められたので、厚生年金と国民年金からの支給があります。
月額12万円程度。
2か月に1度支給されるので一度に24万円ほど振り込まれます。
障害厚生年金には2級、3級の認定があり、障害基礎年金には1級、2級の認定があります。障害厚生年金には等級が細かく指定されているようですが、細かいことはわかりません。
障害基礎年金には18歳未満の子がいる場合に加算があります。
障害基礎年金2級は年額780,100円です。これを12で割った額が月額になります。正直、障害基礎年金だけではかなり少なかったので、鬱病発症時に社会保険に加入していた自分グッジョブです。
失業保険や傷病手当を受給している場合にはダブル受給ができないため、切り替わりの資金繰りに苦労しました。
当時は18歳未満の息子がいたため加算もあり、かなり家計が潤いました。
鬱病が発症するまではバリバリ働く母でした。しかし連日残業、休日返上出勤は当たり前のハードな環境ですっかり体のリズムが崩れてしまったようです。
ある朝、身体が動かず仕事に行けなくなりました。
職場に電話するのも一苦労。
「昼から行きます」というのが「やっぱり休みます」となり、さらに「明日は行きます」から「今日も行けません」へ。。。。
幸い、鬱に理解のある上司だったのでメールを連絡手段に使わせてもらい気持ちの負担は減りました。
うつ病患者にとっては、電話も心理的負担が大きいのです。
数カ月後、とうとう全く出勤できなくなりました。夜も寝られなくなりました。
3か月ほど出勤したり休んだりを繰り返し、有給を使い果たしてしまいました。それでも仕事を辞めるわけにはいかないとしがみつき、半年ほどの休職をしました。
この間、傷病手当をもらって乗り切りました。
後からわかったことですが、ちょこちょこと休むよりは傷病手当をもらってしっかり休んだ方がよかったみたいです。
ただ、これは厚生年金を支払っている人に限るようですね。
私は派遣社員でしたが勤務時間・勤務期間が長かったため厚生年金を支払っていたのが幸運でした。
もう駄目だ、と辞める決心をしたのです。
傷病手当、失業保険の受給期間を終え、発症から1年半が経過していました。
障害年金の申請資格条件は発症(初診)から1年半経過していることが第一に挙げられます。
インターネットで必要な情報を得て、当時は国民年金だったので役所へ相談に向かいました。すると発症時に厚生年金だったため社会保険事務所へ行くよう指示されました。
社会保険事務所から渡された申請書は自分で書きました。
申請には医師の診断書が必要です。
診断書は18,000円も掛かりました。
更新時にも診断書を添付して病状を申請しなければならないため、一定の支出を覚悟しなければなりません。
記入した申請書は社会保険事務所で質疑されながらチェックされます。
私は勤務期間を間違って書いたため大きくバッテンをつけられ、一時は凹みました。
過去の記憶を遡って記入しなければならないため、頭がぼんやりした鬱病患者には至難の業なのです。
それでも受給できたのでラッキーです。
最初から社会保険労務士に依頼すればよかったかなとも思いましたが、費用は決して安くはありません。
結果としては、自分で申請して、無事に認定がおりたので、ホッと一安心です。
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