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2006年10月~2016年1月。
毎月障害者年金にはお世話になっていますが、正直、正確な金額は把握していません。
ただ精神障害者2級の額を2ヶ月に1度戴いているので年に6回で1回あたり13万円ほど頂いている計算になります。
1級だと2ヶ月に1度で17万円くらいですから、金額だけ見ると2級の人よりは生活が楽だと思います。
しかしながら障害を持ちながら働くと言うことは容易ではありません。よって私の知っている障害者の方々は少ない年金内で生活をやりくりしている方が非常に多いのです。
しかし、それでも障害者年金を受給出来る人はそれだけでも恵まれています。
中には家族の反対を受けて貰えない人や年金を今まで払っていなかったがために受給出来ない人も驚く程多いのが現状です。
だからこそ私は2カ月に1度戴いている額を大切にしなければならないと考えています。
私は先程、精神障害者年金を2ヶ月に1度戴いている旨を書きましたが、精神障害の中でも病名は「統合失調症」という病名で認定を受けています。
統合失調症は幻覚や幻聴、妄想などにとりつかれるケースが多く、治療をしなかったり再発を繰り返す事で人格の後退を招く恐ろしい病です。
私も一時期働いたりしていましたが、病気を持ちながら働くということは並大抵の努力では無理なのです。
だから私は約10年前に医師に病気の認定を戴き障害者年金2級を受ける為に書類を揃えて頂きました。私の場合、病気が酷かった時は本当に辛くて辛くてこんなに辛い思いをしたなら5,000万は貰わないと割に合わないと考えていましたから、それよりは少ないですが2ヶ月に1度13万円の年金を生涯貰えるならまあまあ納得をし始めているところです。
それほどまでに障害と共に生きて行く事は大変だと言うことは皆さんにも是非知っておいて欲しいと思います。
さて、かつて薬を飲まなかった為に障害で苦しんでいた私は晴れて年金を受給出来ることになったのですが、その陰には家族の努力がかなりあったことをここに記さなければなりません。
と言いますのも、障害者年金は実際病気の認定を受けてから受給出来るまでに約1年半かかるのですが、その頃私は再び入院していた真っ最中だったので、書類を揃えたり色々な手続きをすることが出来ず、全て父に丸投げしていたのです。
当時の私は病気でかなりパニクっており、冷静さを完全に失っていたいました。
この事は後から両親に聞かされ、なんて自分は無力な存在なんだと肩を落としました。
私の体験から出た教訓なのですが、障害者の中でも回復の兆しのある患者さんは回復してから自分で手続きをとった方が良いと思います。
私はせっかく戴いたお金を投資話の振り込め詐欺に騙し取られてしまったので、お金の大切さを噛み締める為にも手続きは自分でやった方が良いと思いました。
これからこの問題は障害者を持つ家族は勿論、出来れば社会全体で考えた方が良いと思います。
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