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2014年10月~2015年10月。
受給額は年額で約55万円で、受給は2ヶ月に一度で約10万円弱です。
それだけでは生活できないため、その間は実家からも仕送りしてもらってなんとかやりくりしていました。
年金を納めていた期間については、会社勤めを20年続けていた間は厚生年金を、障害により休職、復職をしたのち2011年に会社を辞めてからは国民年金に移り、収入が完全になくなってからは区に申請して全額免除となりました。
病院での初診日が2007年で、そこから1年6ヶ月経過した時点で障害年金の請求要件は満たしていたものの、そのときは障害年金という制度の存在そのものを知りませんでした。
2014年まで治療が長引いて通院時に生活状態や生活費の不安などの話になった際に、医師からそろそろ障害年金を申請してみては?と教えてもらった時にはじめて知りました。
当時はまだブラック企業といった言葉は無かったものの、勤めていたIT関連の会社の勤務形態がまさにそれに近いものでした。
2007年の年末年始に元日以外は泊まりこみで仕事をするような状態が続いたとき、
急にまっすぐ歩けない、常にふらつく状態が続いたり、
仕事をしようとパソコンの前に座っても頭が回らず、ぼーっとする状態が続いたため、
一旦プロジェクトから外れて本社待機となりました。
そのときにちょうど「うつ病」で退職手続きに来ていた同僚に会い、同じくうつ病の可能性があるからと精神科の受診を勧められました。
ちょうど通勤に使用していた駅のすぐ近くに心療内科を持つクリニックがあったので、受診したところうつ病の一種であると診断され、仕事を休職しました。
そこから通院しつつ休職、復職を繰り返したものの、結局症状は改善せず、2011年に退職。
2014年に障害年金の受給手続きをし、厚生年金3級の受給が認められました。
手続きはすべて自分で行いました。
当時は社会保険労務士という存在を知らなかったため、自分で近くの街の年金相談センターまで行き、障害年金の手続きについての相談を行いました。
そこでも社会保険労務士という言葉は聞かず、提出書類一式を渡されただけだったため、体調に波がある中でなんとか動ける状態になったときに区役所で必要書類の手続きをすませるなど、少しずつ進めていきました。
その中で、一番面倒だったものが、初診から年金申請時までの病状の変化を細かく記入する「病歴・就労状況等申立書」という書類で、診断書とは異なり、自分で書く必要があったのと、初診日は2007年だったため、そこから申請する2014年までのことを思い出しながら書くというのは体調の不良と合わせて非常に大変でした。
申立書を記入する中でわからなかった項目をネットで調べた際に社会保険労務士の存在を知りました。
しかし、そのときはもう書類を提出する段階まで出来ていたので結局最後まで自分で手続きを済ませました。
体調の問題からたった数枚の書類を記入するのに何日もかかっていたので、もっと早く知っていれば社会保険労務士に頼りたかったところです。
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