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2015年4月~
年間780,100円。
私は20台半ばまで正常な生活を送っていました。
しかし、ある日仕事先で意識が飛んでしまいました。
時間は2~3分、長くとも5分程度であったのですが、自分の中では10分以上、それ以上意識が飛んでいたように思いました。
はじめて起ったことで、自分でも何が起ったのか分からず雇い主も困惑状態でした。
すぐに早退し、地元の病院に行き状態を話し、検査をしてもらいました。
MRIやCT、脳波検査など様々されましたが特に異常が見つからず、担当してくださった医師からは「『難治性てんかん』の一種でしょう」といわれました。
詳しい検査をしてもらった方が良いので、大学病院を紹介してもらい精密検査を受け、診察をしてもらいました。
大学病院で調べた結果、部分てんかん発作ということで、めんどくさい病気にかかっていました。
このことを仕事先に言うと、あまり良い顔はしませんでした。車の免許も返納になった私は、今までと同様の仕事もできなくなり、会社では雑務さえも少ししか与えられていなかったので、退職せざるを得ませんでした。
社会というものが、人の健康面でこんなにも区別・差別されていると、身を持って実感しました。
今現在、私は生活する為にアルバイトを捜していますがアルバイトも見つかりません。
障害基礎年金2級を2015年4月より給付してもらうことができ、なんとか生活はできていますが。
障害年金の手続きは自分自身で全て行いました。社会保険労務士さんにお願いしたくても、お願いできる金銭が手元に全くなかったので、自らせざるを得ませんでした。
その時には、私自身、全く障害年金のことについて知らずどうすればよいか分かっていませんでした。
まず、てんかん患者自体が障害年金を申請できるのかどうかを知りませんでした。
この点は、仕事を辞職した後、ハローワークへ行き、障害採用担当者が色々詳しく教えてくださり、障害年金申請を進められました。
そして、手続きを行う為に資料を役場に貰いにいき、中身を確認すると主治医が書けば良い物だけでなく、自分自身も記入しなければならないものもあり、驚きました。
自分自身で病歴を記入するようになっており、私自身は平成24年12月に発作がはじめて起ったので、記入期間は短くて済みましたが、大病されている方はにとっては、とてもとても苦労されるのではないかと思いました。
今回は、私は自分一人で病歴表も記入することができましたが、これから先、再申請する際に昔の状態が書くことができないとお話しにならないので、異常や変更があった際にはしっかりとメモを残しておかないとなりません。
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