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うつ状態に加え、対極である躁状態を繰り返す慢性の病気です。
現在は、両極端な症状が起こることから「双極性障害」とよばれています。
双極性障害の躁状態には、主に2種類に分類されます。
家庭や仕事などに重大な支障をきたし入院が必要になるほど激しい状態を躁状態といい、普段より気分が高揚している状態を軽躁状態といいます。
また、激しい躁状態をおこる場合を「双極Ⅰ型障害」といい、軽躁状態が起こる場合を「双極Ⅱ型障害」といいます。
なお、双極性障害の原因はまだ解明されておらず、どんな性格の人でもなりうる病気です。
治療法には、気分安定薬とよばれる薬や、その他、リチウム等の薬が用いられます。
個々によって症状が違うため、専門家へ相談しながら病気のコントロールのために副作用などの折り合いをつけながらの治療が大事になっています。
双極性障害はうつ病に比べ、治療が長期化するケースが多く、再発の可能性が高い病気です。
双極性障害と障害年金
先述のように、双極性障害は症状が長期化することから、障害年金の代表的な病気の一つといえます。
障害年金を申請するには、「うつ状態」と「躁状態」がどの程度重度であるのかがポイントになります。
審査では、躁よりも鬱の方が評価されやすい申立書でも、しっかりと症状を明記きしてもらえるよう医師に相談しましょう。
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